オタクにコンプレックス感じてる人これ読んでみ【バーチャルYouTuber】
皆さん、これからは「エネルギッシュなオタク」の時代です。ただのオタクではありません。「エネルギッシュ」なオタクです。
ワタリカケルです。
皆さんは「今流行ってるもの」と聞かれてなにを思い浮かべますか?
サッカーW杯が始まりましたね。日本の勝利に歓喜した人も多いのではないでしょうか。
芸人さんでは「ひょっこりはん」さん。なんかジワりますよね、あれ。なんなんでしょう。
ファッションに聡い人は、流行りの服装を思い浮かべたかもしれませんね。
そんな中、今ネットで流行っているコンテンツの一つとしてあげられるのが「バーチャルYouTuber」です。昨年末からキズナアイさんやミライアカリさん、電脳少女シロさんを筆頭にかつてないほどの盛り上がりを見せています。
「バーチャルYouTuberってなんぞや?」
という方のためにものすごくシンプルに一言で説明すると、
「私達と同じ世界線にいるアニメキャラ」
です。
今までのアニメキャラって、私達と違う世界を生きていましたよね。海賊だらけの世界で海賊の王を目指す男や、戦闘民族として宇宙規模で強敵と戦う男、ゲームの世界に閉じ込められてそこで生きる少年など。
こういったアニメキャラって、私達とは少し遠いところにいますよね。生きている世界が違うから、考え方も違う。私達は彼らの生き様を「見る」ことしかできませんでした。
そして、物語が終われば好きなアニメキャラともお別れです。物語が終わったあと、物語の世界に生きるキャラクターを拝むことは二度と叶いません。
しかしバーチャルYouTuberは違います。リアルタイムでYouTubeに動画を投稿し続け、ときに生放送をし、私達視聴者と積極的に関わってくれるアニメキャラ。それがバーチャルYouTuberです。
ものすごい技術の進歩だと思います。何百枚もの絵を描かずともアニメキャラが動く。本物の人間の動きと連動しているので、とても表情豊かで人間味に溢れています。
「二次元に行きたい」と言う人たちにとって、夢のような時代ですね。二次元がほぼ、手の届くところまで私達に近づいています。
反面、二次元が嫌いな人には生きにくい時代ですね(笑)。
でも、仮に二次元が嫌いな人が世の大半を占めていたら、バーチャルYouTuberは生まれなかったと思います。生まれたとしても、世論に淘汰されてすぐ風化したでしょう。
一体なぜバーチャルYouTuberは流行したのでしょう?企業が需要に応えた、という考え方もできますが、私はこう考えます。
「かつて二次元に魅了された人が、夢を叶えた結果」
人間の動きを読み込んで落とし込む「モーションキャプチャー」という技術を、なぜわざわざ「まるでそこにいるかのようなアニメキャラを創る」ために使ったのでしょう。医学や機械工学などへの応用技術に止まっていてもおかしくありませんよね。
「これを使えば、アニメキャラをより身近なものにできる」
こう考えた人がいたからですよ。
そして、そんな考え方をする人が、二次元を好きじゃないわけありませんよね。
100%オタクですよ。
そして、試行錯誤して、資金を集めて、ときに技術人の協力を仰いで、できあがったのがバーチャルYouTuber。
そう考えると素敵ですよね。そして、バーチャルYouTuberは間違いなく現代のキーワードの一つです。
オタクが時代を作りました。
ちょっと強引か?(笑)
でも、夢はありますよね。かつて二次元のアニメキャラともっと仲良くなりたいと思った人が、現代技術でそれを叶えた。
たかがアニメに。馬鹿馬鹿しい。気持ち悪い。そういう価値観もアリだと思います。
ただ忘れないでほしいのが、この人は「夢を叶える」という人生最大の目標を達成したということです。夢を持つ人にとって、それを叶えるのは最大の目標ですよね。
オタクとして気持ち悪がられてもいい。夢を持ち、ひたすらに追いかけ続ければ、時代だって変えられるかもしれない。
バーチャルYouTuberはその証明であるように感じられてなりません。
もし、夢を叶えたい。時代の中心に立ってみたい。そう思っている方がいるとすれば、とにかく行動してみてください。気がつく頃には時代だって変わってますよ。
以上、ワタリカケルでした。