バーチャルYouTuberの動画と生放送それぞれのメリット・デメリット
10代最後の日、私は大学のサークル活動を行っておりました。
ワタリカケルです。
6月29日にデビューしたENTUM新人バーチャルYouTuber4人。うち皆守ひいろとユメノツキミはデビューから毎日生放送を行っております。
また同じENTUMに所属するもちひよこちゃんは過去にこのようなツイートをしています。
動画メインのバーチャルYouTuberは辛い時期にあると冒頭にあります。
バーチャルYouTuberの活動は「動画投稿」と「生放送」の2通りに大別できますが、今回はこの二つのメリット、デメリットをバーチャルYouTuber視点でまとめてみました。
①動画投稿のメリット
- 全ての視聴者に平等に届けられる
- とっつきやすい
- キャラ崩壊が起こりにくい
以上の3点が動画投稿のメリットと言えるでしょう。
動画投稿はチャンネルに投下されれば基本的にずっと残るため、活動前から知っているファンも有名になったのを期に知った人も全員観ることができます。
また、動画にもよりますがバーチャルYouTuberの動画はゲーム実況などを除けば10分以内に収まることが多いため仕事の合間などの休憩時間にも視聴でき、とっつきやすいです。
そしてキャラ崩壊も起こりにくいです。編集段階でそのキャラの発言としてありえないこと(高校生バーチャルYouTuberが大学時代のバイトの話をするなど)を発見すればカット編集が行えますからね。
②動画投稿のデメリット
- 視聴者との距離が遠い
- 投稿頻度は少なくなりがち
- 明確なテーマが必要
対して、デメリットは以上の3点です。
視聴者は一方的に動画を提供されるだけの状態なので、どうしても相互で関わることがすくなくなります。そうなると、近しい関係になるのは難しいでしょう。
また、動画を頻繁に投稿することは予想以上に労力を使います。投稿頻度が少なくなると、それもまた視聴者との距離が生じる原因となります。
そして動画を撮影する以上、その動画にはテーマが必要です。(〇〇やってみた、など)そのネタを考える時間が動画投稿数に比例して増えていくことで、結果投稿頻度の減少につながり、2のデメリットにつながります。
③生放送のメリット
- 視聴者との距離が近い
- 編集する必要がない
- テーマ設定のハードルが下がる
生放送のメリットは以上3点です。お気付きの方もいらっしゃると思いますが、こちら動画投稿のデメリットとほぼ対照となっています。
視聴者はそのバーチャルYouTuberに対してリアルタイムでコメントできるため、より近い距離にそのバーチャルYouTuberを感じられます。また、バーチャルYouTuberが自分のコメントを読んでくれると嬉しくなりますよね。
また、生放送は編集しなくていいというメリットもあります。むしろ編集のしようがありませんよね。
そしてテーマ設定も動画投稿ほど明確に行わなくて良くなります(もちろん例外もあります)。「雑談配信」や「質問に答えます」など、ある程度行き当たりばったりなテーマにしないと生放送ではとっさのコメントなどに臨機応変な対応が難しくなるからです。
④生放送のデメリット
- 視聴者間に差が生じる
- 視聴自体のハードルが高い
- 炎上、トラブルのリスクが高い
生放送のデメリットはこちらの3点です。これもまた動画投稿のメリットと反対になります。
生放送を行うことで視聴できているファンとは盛り上がりますが、その場にいなかったファンは生放送でのネタを動画投稿などに持ち込まれるとちんぷんかんぷんになり、その動画は「生放送を観てないと楽しめない動画」となってしまいます。
また生放送の時間帯を開けることが前提なので、7時や8時などに配信されると仕事で観られない、という方もいるでしょう。また仮に観られたとしても30分ほどならともかく1時間も2時間も、となると集中して全部視聴できる人も限られてきます。
最後に、生放送で行ったトークは潰しが効きません。炎上してしまうようなネタ、キャラからあまりにも逸脱した発言などをしてしまうとファンが離れる原因となります。また、機械トラブルで顔が出てしまう危険性も少なからずあります。
まとめ:活動内容ごとに性質を知ることは大事
そもそも、バーチャルYouTuberはファンの言うことに振り回される必要は全くありません。やりたいようにやればいいのです。
「生放送もっとして」や「動画をもっと出せ」と無責任なことを言うファンもいますが、それを取り込むかどうかの決定権はバーチャルYouTuber自身にあります。(もちろんファンにも自分の思いを主張する権利はありますよ)
しかし、目指すバーチャルYouTuberに近づくためには「どのようなファンを獲得したいか」を考えることは大事だと思います。(とにかく多くの人に見てほしい、ファンは少なくていいから盛り上がれる活動がしたいなど)
それを考える際に、今回のまとめが役に立てば私も嬉しいです。
ワタリカケルでした。
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