Everyday,バーチャルYouTuber!!

バーチャルYouTuberの沼にどっぷり浸かりきってる大学生。いずれバーチャルYouTuberになりたいという野望を秘めている。

バーチャルYouTuberにとっての「事務所」とは。そもそも必要なのか?

ワタリカケルです。

 

バーチャルYouTuberの事務所について

 

6月28日、大手バーチャルYouTuber事務所「ENTUM」から「ヨメミ」ちゃんが卒業したことが大きく話題となりました。

 

私はこの件に関して

 

そもそもヨメミちゃんはフリーで活動しており、そこからENTUM創設メンバーとして活動してきたため、フリーに戻っても十分活動できらエネルギーは秘めているでしょう。

 

と記しました。

 

(それに関する記事はこちら⇨【緊急】バーチャル彼女ヨメミ、ENTUM卒業!?その真意とは - Everyday,バーチャルYouTuber!!)

 

ネットの反応でもこれに似たものは多く見受けられ、どストレートな意見として

「そもそも事務所って必要なのか?」

というものもありました。

 

ENTUM結成時も所属が決定したバーチャルYouTuberの皆様は動画の中で

「事務所に所属することで活動内容が変化することはない」

と述べています。

 

上記のことに加えて結成から三ヶ月足らずで初期メンバーの1人が抜けたとなると、必要性に疑問を感じることも当然です。

 

しかし、私は断言します。

 

バーチャルYouTuberの事務所は絶対必要です。

 

事務所が必要な理由

なぜ必要だと断言するのか。それは

 

個人で活動するバーチャルYouTuberを守るため。

 

これです。他にもありますが最も大きい理由はこれです。

ENTUMの活動内容の一つに「住所の提供」というものがあります。これはファンレターやプレゼントを受け取るときに事務所の住所を挟むことを指し、個人情報の保護につながります。

 

また、ENTUMが設立されたときオーディションが行われました。その主な募集要項は、開始当初こういったものでした。

 

・18歳から28歳の女性

 

現在はとある所属バーチャルYouTuberの要望により男女不問となりました。現にオーディション通過者と考えられている月夜ソラ君が男性バーチャルYouTuberとして活動していますね。

 

なぜ女性限定にしたのか。

 

この募集要項に関してはネットでも物議を醸し、私も正直「性別を限定?なんかキナ臭いな」と思ってしまいました。

 

しかし、今思うとこの女性限定という募集要項は所属バーチャルYouTuberを守るという名目では当たり前だったんですね。

 

これはバーチャルYouTuberに限った話ではありませんが女性が個人で活動するにはネット世界はかなり危険です。

 

女性配信者には短期間に人が多く集まりやすいです。一見いいことのように思えますが、質の良いファンが多く集まるとは限りません。

 

炎上の具体例

 

かつてとある女性バーチャルYouTuberが生放送中に恋人が登場したことにより炎上しました。

 

詳しいことは割愛しますが、このようにファンの中には男性と接点を持つことそのものに嫌悪感を抱く人も少なからずいます。芸能人の熱愛報道に対する反応をみてもそのことはわかりますよね。

 

(まあ、このバーチャルYouTuberに関してはファンの方をどうこういうのは野暮な気もしますが…詳しく知りたい方は「物述有栖 炎上」とでも検索してみてください)

 

募集要項を女性限定にすることで事務所内恋愛の可能性を無くせます。すると上記のようなファンは安心して観られますよね。

ファンだけでなく配信者自身もそのような炎上が起こりづらいので安心して活動することができます。

 

このように、ファン視点からも配信者視点からも女性限定という点にはメリットがあります。

 

今回の場合は反発の方が大きかったため性別は不問となりましたが、方針として何ら悪いものではないと私は考えます。

 

 

まとめ:事務所の存在はバーチャルYouTuberの活動を大きく手助けする

 

いくら気をつけていても、火のないところに煙が立つのがネットの世界です。石橋を叩いてわたるくらいのリスクマネジメントがちょうどいいでしょう。

 

(そもそも男が絡んだ時点でファンをやめるという人をファンと呼んでいいのかどうかは甚だ疑問ですが)

 

バーチャルYouTuberとして活動することも、バーチャルYouTuberのファンになることも、ただ楽しいだけではありません。特に前者は。

 

炎上、もしくは取り返しのつかないトラブルの被害者はもちろん加害者を生み出さないために、今後事務所に所属という形をとるバーチャルYouTuberさんが増えることを願ってます。

 

 

おまけ:事務所所属で生じるかもしれないデメリット

 

しかし、必ずしも事務所に所属することが最適解ではありません。

「仕事としてやっているという意識が高まりすぎる」というデメリットも想定されます。

 

アンダーマイニング効果

をご存知でしょうか。自発的に何かに取り組んでいる人がそのことに対して外的な対価を支払われ続けると、それに取り組むモチベーションが下がるというものです。

 

例えばイラストレーターさん。好きで絵を描いていたにもかかわらず、

「気が乗らないけど、報酬がいいから……」

「今気分じゃないけど、締め切りが……」

と、外的な要因にさらされ続けるとモチベーションが下がってしまいますよね。

 

バーチャルYouTuberさんも事務所に所属することで

「好きなことの動画撮影をしていたはずなのに、最近は撮れ高の良さそうな企画を淡々とこなしている」

ということになってしまっては本末転倒です。

 

やはり、楽しそうに活動するバーチャルYouTuberさんが観たいですよね。

 

そのためにあくまで個人として活動する、というのであれば私はそれが正しいと思います。

 

 

ワタリカケルでした。

 

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